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自分という名の貴方へ

自分という名の貴方へ

どんな結果も受け入れなさい
どんな結果も自分の心が現したものだから
どんな結果も愛しく思いなさい
辛くてもその結果に感謝して前に進みなさい
そうしたらきっとより大きな完全性に近づけるから

貴方という名の自分より

ちっぽけ

人に対して突っかかる
口頭でもメールでも
言っても我慢しても嫌な気分
全て自分を守ろうとするからの反応
自分の存在なんて大したことないのに
自分を忘れられたら口撃も我慢も必要ないのに

自分と他人

自分と同じように他人がいるのか
自分は他人になったことがないし、わからない
ただそのようには見える
そのように見えるから比べてしまう
羨んだり、怒ってみたり
ホントは自分だけ…というよりも世界は一つだけ
自分も他人もない
だからその一つの世界を大切にしよう
それが幸せに繋がるから

意味

意味なんて知らない
意味なんてあるわけないって達観した人もいるが
意味はあると思う
どこか遠いところに
最後にわかる そうだったんだって
だから今は目の前に
現れたものに誠実に
現れてくれたことに感謝して
何であろうと
果てしなく大きな流れからの
深い自己の投影

神様が見守っている

やっぱり神様が見守ってくれている気がする
だから安心するし なんとか生きていられる
小さなときからそう思っていた
刹那滅に湧き起こる現象 それは神様の表象
その瞬間を誠実に生きること それが神様への感謝
今を大切に生きる

日曜の静寂

空気は灰色
什器は無機質
平日の喧騒が幻のようだ
また明日から動き出す
魂が吹き込まれて
今はただ深い眠りの内
窓の外ではしんしんと雪が落ちている

怒っているのではない
寂しいのだ

笑っているのではない
安心しているのだ

期待しているのではない
感謝しているのだ

眩しいのではない
長く遠くまで続くその道が
幸せであることを夢見ているのだ

黄昏

蝶々

車の中
あのときのドライブ
ゆらゆら揺れて

今は部屋の中
あの音楽
ひらひら跳んで

思い出される鮮明に
時を重ねて鮮烈に

20年の時を越えて

一冊の本
表紙の所在はわからない
頁は白や黒、赤や青、黄や緑
いろいろないろ
悲しいいろ
楽しいいろ
映えないいろ
鮮やかないろ
いろいろないろ
ばら色のページを破いてみる
紙飛行機をつくって
窓を開けてそっと飛ばしてみる
よく飛んだ
沈みゆく夕陽に向かって
よろよろしながら
それでもたくましく
見えなくなるまで
どこまでも

目覚めの連想

人間に備わる感覚、思考、感情
全てまとめて心である
世界はその心しかないとしたら
二次元も三次元も超次元もない
広さも奥行きもない
まして時空の連続もない
あるのは今ここだけの刹那滅の影像
あなたはそこに居るの?
このコップはここに在るの?
居るも在るも人間の観念
人間が考えさせられている概念
実在の確証もない
唯そのように認識させられているだけ超越者に
理解不能の世界
アインシュタインもスピノザも
理解したと思ったら次の問い
次の問いのパンドラの箱
問題だらけ
諦めることだ
諦めて唯清く生きることだ
難しく考える必要はない
人間に備わっている本能
本能に従って生きればいい
それも静かで善良な本能に
耳を澄ませば聞こえてくる
目を閉じれば感じられる
大きな流れを感じる取るのだ
そしてそれに身を委ねるのだ

今、自分が居ること

空があるように
海があるように
風を感じるように
犬が散歩しているように
朝ご飯を食べるように
上司に命令されるように
そのように見えている
帰宅してホッとする
そして眠りにつく
これらの日常を映し出す幻影が世界を形作る
そしてそれこそが、自分を形作っている

乾いている

乾いている
喉がカラッカラだ
飢えている
コップに穴が開いているんだろうか
満たしても満たしても無くなっていく
大好きなジュース
世界で一番大好きなジュース
もっと欲しい
グラスが大きすぎるの?ジュースが少ないの?
どちらでもいい
このグラスに綺麗で美味しくて香りの良い
そんな世界一のジュースを満たしてほしい

大晦日の虚無感

大晦日ぐらい気持ちの整理をしても良さそうだが
全てを無くしてしまったのだろうか
一向に頭に浮かんでこない
いや、思考にはあるが感情に働きかけてくるものがなにもないと言う感じだろうか
世の中のコロナ騒動も、原油の高騰も、経済対策の給付金も、気候変動による大雪も、自分を取り巻く人間模様も、家族も仕事も、来たる新年も何もかも
全てが真っ白になったようだ
全てが地に伏したようだ
台風一過の快晴のようだ
季節外れの凪のようだ
これが平穏と言うのだろうか
これが平和だと言うのだろうか
全てが波立たず、風が吹かず、このままただ日が過ぎ去るのが幸せなのだろうか
こびりついた怠惰がベッドの上で転がっている

冬の樹

今の姿が不満なら
全てを落として一遍枯れてみるがいい
芽も葉も花も何もかも
そうしてむき出しとなった木肌が素っ裸の自分
それで自分が何者かを知る
あとは心を開いて待つのだ時節と邂逅を
陽と雨を受け入れて地中から養分を吸い上げる
やがて、ふと気がついた頃、立派な樹に育っているだろう

冷たい雲

薄暗い雲が静かに拡がる
静寂といえばそうだが
不穏で意思を感じる冷たい雲
どうしてこうなったのか
自業自得
でも晴れぬことはない
時が経てば雲間から光が現れる
神様は許してくれる
これも必要だったんだ
課せられた人生を全うするために