今回は琴浦町の逢束(おおつか)を歩いた。
記録的な猛暑も落ち着き、秋の入口、気持ちの良い空気である。
それでも1時間程歩いたか、汗で肌がしっとりと濡れている。
琴浦町逢束。江戸時代には、この地に宿駅と藩倉が設置されており、交通、政治の面で拠点となった場所である。
ただ、隣には八橋という大きな宿場町があり、宿駅間の距離的な理由により、江戸時代中期にはこの宿駅は廃止され、由良宿に移されたとのこと。
それでも、町の真ん中を走る趣ある旧道を歩くと、程よい曲がり道とそれに沿う落ち着いた家々が立ち並んでおり、往時、街道を行く旅行者の情緒が感じられるようである。
撮影日 2025.9.28
camera Canon G7X MarkⅡ

伯耆街道、鳥取方面から米子方面を望む。
向こう側に見えるのが逢束の集落。

県内各地では、米の収穫が終わりつつある。
収穫後の藁を集めているのか、農耕車が田んぼの中を行き来していた。

「東京力士 黒岩萬吉の墓」という墓石。
家に戻ってから調べると、黒岩萬吉さんは明治時代に活躍した郷土出身力士とのこと。

加勢蛇川。
この川を渡ると逢束である。

加勢蛇川河口。
こっちは行き止まりです。こっちですよ~。

地元の幼児が、「気を付けてね~」と手を振ってくれた。

右に左にカーブが続くので、車は速度を控えめに。

家の間から随所に日本海が見える。

行く道、来る道。

緩やかなカーブが歩いて心地よい。

町の防火設備。
密集した木造建築が立ち並ぶ町では、防火意識が高かったのだろう。
この地には、年貢を納める藩の穀倉がおかれたが、藩倉の周りには火除地も作られていた。

曹洞宗林泉寺。
曹洞宗は禅宗の一派。
きっとこの寺でも、地元の雲水達が座禅修行したのだろう。

日本海を望み、感傷に耽る。
もうすぐ秋も深くなるだろうな。

