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街道を歩く~大山町上市・下市~

前回に引き続き旧中山町内を歩いた。
今回は上市・下市界隈である。
この辺りは、古代律令制の時代に伯耆国汗入(あせり)郡と呼ばれていたそうだ。
拝観させていただいた下市の妙元寺の案内板にも「汗入郡二十三番札所」と記載があり、現在もこの古代の郡名が一部においてであるが使用されていることに感動した。
今回の撮影もあせりは禁物、ゆるゆると歩いて行こう(^_^;)汗

撮影日 2025.9.4
camera Canon G7X MarkⅡ

下市駅から出発。
9月に入ったが、今年の夏も、もはや毎年の恒例行事”記録的猛暑”である。
気温は35度。

下市は、伯耆街道(八橋~御来屋間)旅行者の丁度良い休憩場所だったようである。

目指すは、旧中山町の西端、下市川。
それにしても暑い(^_^;)汗

路傍の花。

遥かな西への旅路。

この辺りは日本海からの強い風を利用するため、風車が立ち並んでいる。

街道から日本海が見える。
手前には稲作の田園風景。
雄大な景色が広がる。

丁度上市から下市に入った辺りで下り坂となる。
大山から伸びる筋状の台地からなる起伏である。

小泉八雲が道中、上市に宿泊した際、こちら妙元寺で行われた盆踊りを見物し、その出来事を著書「知られぬ日本の面影」で「下市の盆踊り」として紹介したとのこと。

小泉八雲の心象がとてもわかる気がする。
外からやってきた人の方がその土地の特有の文化に、郷愁も相まって、強く鮮明な感動を憶えることは人間共通の心だと思う。
そしてそれが、遠ければ遠い地である程、より強く現れる。

よく見る狸の置き物。
「僕、ポン太だよ」って言っていた。
知らないけど・・・

遠く大山から流れてくる下市川。
この流量なので、昔の旅行者は脛の辺りまで浸かって徒歩で渡ったのだろう。

沿道の柿。
秋がそこまで来ているようだ。