日吉津村富吉。
日野川の東岸に沿って拡がる広大な田畑。
その田畑の真ん中に2本の大きな木とその足元に小さな祠がある。
かつてこの辺りにあった集落を守護する神として祀られていた「元荒神」である。
案内板の記述によると、この地は江戸時代1703年に発生した大洪水で集落の殆どが流されたとのこと。
今ではこの界隈は、大山を雄大に望む展望が開け、春にはチューリップ畑と桜並木が華やぐ美しい景観を誇る土地となっている。
そして、田畑の中にポツンと佇む元荒神が、かつて山陰街道沿いのこの地にあった集落の往時の歴史を語りかけてくれる。


「元荒神」
小さな祠。この地の守護神です。