月別アーカイブ: 2022年6月

陽光

他者との普遍的な共通世界が存在するかどうかはわからない。
あれこれ考えず思考を停止し、ただ阿頼耶識に身を委ねればいいと思った。その瞬間、雲間から陽光(ひかり)が差してきた。

灰色

今日も、なんの情念も湧かず、なんの感受性も働かない、ただ忙しいだけの灰色の一日だったなあ。
一日が終わり、周りに拡がる虚無感で無意味な涙が零れそうになる。

自分という名の貴方へ

自分という名の貴方へ

どんな結果も受け入れなさい
どんな結果も自分の心が現したものだから
どんな結果も愛しく思いなさい
辛くてもその結果に感謝して前に進みなさい
そうしたらきっとより大きな完全性に近づけるから

貴方という名の自分より

キャラメル

ウォーキングイベントに参加した。
5㎞なんてすぐ終わると思っていたら、これが意外に長くて一杯一杯だった。
日頃の運動不足のせいなのか、日差しが強かったせいなのか。
途中、キャラメルの差し入れがあり、急いで口に頬張ると、これがもの凄く美味い。
今まで食べたキャラメルの中で一番美味しかった。
あまりに鮮烈な感覚。
それでふと思ったのだが、キャラメルはいつでも同じ味のはずなのだが、この違いは何か。
自分の体調や自分の心によって、ここまで違うのである。
ならば、普段の生活や仕事も、自分の心がけ次第でいかようにも変わるはずである。
ひいてはその自分の人生でさえも。
全ては心が決めるのだ。
世界は互いの関係性で成り立つ縁起の世界だが、しかしその世界のあり様を決める主体はこちらの心なのである。
そんなことを思わせてくれる一コマだった。

久しぶりの雨降り。
車のいろんな箇所に雨が当たって、パラパラ、バラバラ、感触のいい音が鳴る。

“雨降りて テールライトで 滲みつつ”

二人で夜の散歩。
「あ、ホタル」
娘が叫ぶ方向を見てみると、
畦道に2、3粒の光。
二人の声に光で応えてくれる。
小さくて大きな感動。
しばらく歩くと今度は道路の真ん中に1粒の光。
「轢かれませんようにー!」
二人の祈りが通じ2、3台の車をやり過ごしたあと、急いで駆けつけて蛍を手のひらに保護。
蛍は光で応えてくれる。
「元気に生きるんだよー」と脇の草むらへ放した。
二人の人生と蛍の人生の一瞬の交錯。粒ほどの巡り合い。
例え粒ほどの僅かな交わりであっても、その記憶は二人の心の中で永遠に瞬き続ける。