日別アーカイブ: 2022年1月10日

花回廊にて

夜のとっとり花回廊を鑑賞した。
イルミネーションに群がって光の中を行き交う人々。
手を繋いで歩くカップル、追いかけっこをする親子、友達同士で楽しそうに歩く二人、フードコートでラーメンをすする家族、園内列車の待ち合いに並ぶ行列、みんながみんな、それぞれの快楽を求めて、そして快楽によって動いている。
園内が多種多様な”色”に包まれて見えるのは、あながちイルミネーションの光ばかりが理由ではないだろう。
自分は自分の世界だけで鑑賞すればよいのだが、雑多な”色”を目の当たりにするに連れて気持ちが沈むのは、昔からの癖だろうと思う。
そして、カラフルな光よりも、園の外れの薄暗い闇夜にポツンと佇む一本の木に心を奪われるのである。